平安時代の寺院と民衆

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 390,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831874610
  • NDC分類 185
  • Cコード C3021

出版社内容情報

古代寺院と中世寺院の違いとは何か、またその転換はどのようなプロセスで行われたのか。そして中世寺院は当時の社会・民衆にとってどのような存在であり、彼らは死をどう意識していたのか。往生伝の分析を通じ、平安時代浄土教について明らかにした労作。

内容説明

本書は、一九九四年までの寺院史・往生伝関係の研究を収録したものである。

目次

1 定額寺と御願寺(梵釈寺と等定;定額寺について;平安時代初期寺院の考察―御願寺を中心に ほか)
2 地方霊場の登場(平安初期における大和国諸寺の動向;九・十世紀における地方豪族の私寺;紀伊国粉河寺とその縁起 ほか)
3 死と往生(浄土願生者の苦悩―往生伝における奇瑞と夢告;院政期の大原別所―良忍伝をめぐって;往生伝の成立―三善為康の往生伝を中心に ほか)

著者等紹介

西口順子[ニシグチジュンコ]
1936年京都市に生まれる。1959年京都女子大学文学部卒業。現在、相愛大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品