内容説明
ドイツのマールブルクの著名な神学者・宗教学者ルードルフ・オットーの名を冠した第三回国際ルードルフ・オットー・シンポジオンは、マールブルク・フィリプス大学福音主義神学部の大講堂アルテ・アウラにおいて、一九九九年五月五日から一〇日まで公開のシンポジオンとして開催され、「仏教とキリスト教」との関わりが主題として取りあげられた。その際、とりわけ浄土真宗と福音主義神学との出逢いに重点が置かれることになった。本書はそのシンポジオンの記録である。
目次
基調講演(信仰のみによって‐念仏;神‐阿弥陀‐涅槃;恩寵‐他力、責任とエートス;社会論理の現在的諸問題;霊性的指導;祈りと瞑想)
公開討論(シンポジオンへの寄稿論文;シンポジオンを顧みて)
著者等紹介
バールト,ハンス・マルティン[Barth,HansMartin]
マールブルク・フィリプス大学神学部教授。ルードルフ・オットー委員会代表
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