遊女歌舞伎

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309268477
  • NDC分類 774.2
  • Cコード C0074

内容説明

観客論を踏まえた新たな視点から歌舞伎の精神の原点を問い、初期歌舞伎史を書き直す力作論考。

目次

阿国の功績
遊女歌舞伎のからくり
遊女歌舞伎の位置
遊女の歴史
日本の遊女
京童と「かぶき者」
観客の具体像
遊女屋の亭主

著者等紹介

高野敏夫[タカノトシオ]
1934年、千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、岐阜教育大学(後に岐阜聖徳学園大学と校名変更)教授となり、現在同大学名誉教授
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感想・レビュー

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桑畑みの吉

4
出雲阿国が創始した歌舞伎踊を模倣した遊女歌舞伎、文字通り演舞と売春がセットになっていた。僅か25年で幕府から禁止されたが現在の歌舞伎のルーツとなっている。そんな遊女歌舞伎と当時の観客の実態を少ない資料から考察した内容となっている。とても興味深い内容なのだが、遊女歌舞伎の考察→古代からの遊女の歴史→また遊女歌舞伎の考察と読み続ける内に「それさっきも書いていなかった?」というループ状態に出くわした。途中、遊女歌舞伎の屏風絵の解説があるのだが、絵を一切載せずに文字だけで説明するのも非常に分かりにくい。2021/02/22

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