内容説明
弥陀とは、つきせぬいのち、さわりなき光。永遠なる真実。智慧と慈悲との一如なるこころ。すべてを知ろしめす照覧の眼、すべてを和めたもう愛護の御手。生死の帰依となるものである。本願とは仏ごころ、大悲の心音である。よろずの仏の願は人間のそれぞれの要求に応じたもう。その仏ごころの極りは即ち弥陀の本願である。
目次
〓の卷
行の卷
信の卷
證の卷
眞佛土の卷
化身土の卷
著者等紹介
金子大榮[カネコダイエイ]
1881年新潟県高田に生まれる。真宗大学卒業。1911年浩々洞の雑誌『精神界』の編集担当。東洋大学教授、真宗大谷大学教授、広島文理科大学講師、1951年大谷大学名誉教授に就任。1976年10月20日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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