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内容説明
狂信的な国粋主義者か、神仙思想に没頭し魂の尊厳を問うた求道者か。民俗学はなぜ国粋主義と親和性があるのか。カリスマ平田篤胤を多角的に光をあてファシズムを問い直す!
目次
第1部 同時代との共振(『古史伝』の神代像と『香取志』『鹿島志』―「共振」を求めて;「気吹舎」の出版活動と在地の「知」―共振する伊豆国;平田篤胤と近世仏教―(排除)と(包括)
近世知識人の怪異認識と平田篤胤―「天狗」理解をめぐって
『牛頭天王暦神辯』における吉備真備批判の意味―篤胤と近世祇園社との共振
「玄学」という名付け―ユニバーサルとパーソナル)
第2部 時代を超えた共振(篤胤のなかの中世―その神学的方法に底流するもの;寅吉をめぐる冒険;柳田国男と「平田派」の系譜―大国隆正と宮地厳夫に注目して;平田国学とキリスト教;再生する平田篤胤―世紀伝換期の「神道史」叙述における「事実」と「想像」をめぐって;神仙・調息・ファシズム―平田篤胤と近代異端神道をめぐって)
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