お地蔵さんと日本人

個数:

お地蔵さんと日本人

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784831862730
  • NDC分類 387
  • Cコード C0021

出版社内容情報

路傍やお寺など、あちらこちらに祀られているお地蔵さん。日本人にもっとも親しみやすい菩薩だが、なぜ、そこに安置されているのか?いったい何ものなのか?インドから日本、古代から現代までの歴史、文学、民俗などの豊かな事例からわかりやすく考察して、お地蔵さんの奥深い世界を紐解き、日本人の信仰を明らかにする。

目次
序章
第一章 中国の地蔵信仰
 第一節 地蔵菩薩の誕生
 第二節 中国への移入と発展
 第三節 『地蔵菩薩応験記』
 (一)天や西方浄土への引導/(二)冥途・地獄からの救済/(三)道教との関係/(四)現世利益/(五)生きている人間の姿で現れる/(六)その他
 まとめ
第二章 日本への伝播と普及
 第一節 日本への伝播
 第二節 地蔵信仰の普及
 (一)西方浄土への引導/(二)冥途・地獄からの救済/(三)現世利益/(四)生きた人間(小僧)の姿で現れる/(五)神道との関係
 まとめ
第三章 中世の地蔵信仰―中世仏教との関連を中心に
 第一節 浄土宗(浄土真宗・時宗を含む)
 (一)浄土宗と地蔵との関わり/(二)法然の思想と地蔵/(三)親鸞の思想と地蔵/(四)その後の浄土宗と諸派の十王思想/(五)時宗/(六)小結
 第二節 禅宗
 (一)曹洞宗/(二)臨済宗
 第三節 顕密仏教
 (一)南都仏教/(二)天台宗/(三)真言宗/(四)小結
 第四節 説話・来迎図・板碑 付 六地蔵参
 (一)説話/(二)来迎図・板碑等、説話以外の史料/(三)六地蔵参/(四)小結
 第五節 現世利益
 第六節 地蔵の姿
 まとめ
第四章 江戸時代の地蔵信仰
 第一節 説話集の地蔵
 第二節 路傍の地蔵像
 (一)東京23区域/(二)京都/(三)石川県金沢市/(四)「道祖神との習合説」の誕生
 第三節 現世利益
 (一)江戸時代の傾向/(二)不公平な地蔵
 第四節 悪さをする地蔵
 第五節 救済の間接化
 まとめ
第五章 明治時代から現代の地蔵信仰
 はじめに
 第一節 非業の死者の救済―東京都域の事例を中心に
 第二節 水子地蔵の発生
 第三節 巣鴨のとげぬき地蔵
 第四節 京都の地蔵盆
 第五節 生きている人間の姿で現れる
 まとめと補足
参考文献
あとがき

内容説明

路傍やお寺など、あちらこちらに祀られているお地蔵さん。なぜ、そこに安置されているのか?いったい何ものなのか?古代から現代までの歴史、文学、民俗などの豊かな事例を考察して、お地蔵さんと日本人がともに歩んだ奥深い信仰の世界を明らかにする。

目次

序章
第1章 中国の地蔵信仰(地蔵菩薩の誕生;中国への移入と発展;『地蔵菩薩応験記』)
第2章 日本への伝播と普及(日本への伝播;地蔵信仰の普及)
第3章 中世の地蔵信仰―中世仏教との関連を中心に(浄土宗(浄土真宗・時宗を含む)
禅宗
顕密仏教
説話・来迎図・板碑 付 六地蔵参
現世利益
地蔵の姿)
第4章 江戸時代の地蔵信仰(説話集の地蔵;路傍の地蔵像;現世利益;悪さをする地蔵;救済の間接化)
第5章 明治時代から現代の地蔵信仰(非業の死者の救済―東京都域の事例を中心に;水子地蔵の発生;巣鴨のとげぬき地蔵;京都の地蔵盆;生きている人間の姿で現れる)

著者等紹介

清水邦彦[シミズクニヒコ]
1965年生まれ。筑波大学大学院博士一貫課程日本文化研究学際カリキュラム単位取得退学。現在、金沢大学国際学類教授。博士(歴史民俗資料学)。専攻は日本思想史・日本民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takumi

4
国語の教科書で読んだ『かさこじぞう』。SNSにはお地蔵さんの画像を見かけることもあり、昔と今も日本人には近いところにいるお地蔵さんってそもそも何?に答えてくれています。地蔵菩薩の役割は変わらず人間の救済とあり、時代が変わり救済の中身が少々変わってきても本質は今も息づいていることを知りました。お地蔵さんを鏡にして、これからの日本人の姿をあれこれ考えます。2024/01/02

takao

1
ふむ2024/07/18

Humbaba

1
宗教観は人によって違いがある。また、同一人物であっても時期によって変化することもある。もともと信じるだけの土台を持っていたからこそそれを補強するような超常的な現象に遭遇するのか、それともその現象こそがすべての入り口だったのか。それは後から考えても見えてこない部分はあるが、様々な視点から判断することで正解の可能性を高めることはできる。2023/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21333690
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品