中世日本紀論考―註釈の思想史

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  • サイズ A5判/ページ数 452,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831860309
  • NDC分類 172
  • Cコード C3015

内容説明

中世に簇出した神典「日本紀」「麗気記」註釈群―。そこで展開された思想運動の本質を、文献・言説・思想にわたり多角的に検証し、註釈という営為と豊穣な言説世界の核心に迫る画期的論考。

目次

“中世日本紀”研究をめぐる視座と可能性
第1部 “中世日本紀”研究史の再構築―学説考証篇(学説史・研究史に関する課題;『日本書紀』註釈・研究史;『麗気記』註釈・研究史)
第2部 神代紀註釈の形成―文献考証篇(神代紀註釈文献と諸本論―室町期の学匠を中心として;神代紀の講釈と抄物)
第3部 神代紀をめぐる言説の生成と展開―言説考証篇(神典にまつわる構想力;宝釼神話の変容と展開)
第4部 中世神道思想史への射程―思想考証篇(註釈学と神道論・仏神論;註釈学と時間論・年代論)

著者等紹介

原克昭[ハラカツアキ]
1973年3月、愛知県生まれ。2003年、早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位取得退学。早稲田大学助手、日本学術振興会特別研究員PD等を経て、早稲田大学・明治大学・東京成徳大学中学高等学校ほか非常勤講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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