近現代日本とエホバの証人―その歴史的展開

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近現代日本とエホバの証人―その歴史的展開

  • 山口 瑞穂【著】
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  • 法蔵館(2022/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831857248
  • NDC分類 198.99
  • Cコード C1014

出版社内容情報

エホバの証人とは、いかなる「宗教運動」なのか

日本国内に20万人以上もの信者を擁するエホバの証人。日本においてその教勢拡大はいかに達成され、また逆に、現在ではなぜ停滞するに至ったのか――。

教団世界本部が打ち出す教義・布教戦略の変遷と、時代ごとに揺れ動く世界本部・日本支部・日本人信者の関係性に注目することで、日本におけるエホバの証人の展開とその特徴を、通史的に描く。

新宗教研究のフロンティアに挑んだ画期的成果!

【目次】
序 章 外来のキリスト教系新宗教の分析視座
第一章 エホバの証人の救済観と組織観
第二章 灯台社の時代:一九二六年から一九四七年
第三章 不確定の時代:一九四八年から一九七〇年代半ばまで
第四章 柔順の時代:一九七〇年代半ばから一九九〇年代半ばまで
第五章 忍従の時代:一九九〇年代半ば以降
結 章 日本のエホバの証人における〈本部志向〉とは
資料編 世界各国の信者数等の推移

内容説明

エホバの証人とは、いかなる「宗教運動」なのか。日本国内に20万人以上もの信者を擁するエホバの証人。日本においてその教勢拡大はいかに達成され、また逆に、現在ではなぜ停滞するに至ったのか―。教団世界本部が打ち出す教義・布教戦略の変遷と、時代ごとに揺れ動く世界本部・日本支部・日本人信者の関係性に注目することで、日本におけるエホバの証人の展開とその特徴を、通史的に描く。

目次

序章 外来のキリスト教系新宗教の分析視座
第1章 エホバの証人の救済観と組織観
第2章 灯台社の時代―一九二六年から一九四七年
第3章 不確定の時代―一九四八年から一九七〇年代半ばまで
第4章 柔順の時代―一九七〇年代半ばから一九九〇年代半ばまで
第5章 忍従の時代―一九九〇年代半ば以降
結章 日本のエホバの証人における“本部志向”とは
資料編 世界各国の信者数等の推移

著者等紹介

山口瑞穂[ヤマグチミズホ]
2021年3月、佛教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(社会学)。現在、佛教大学総合研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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CCC

14
戦前から現代付近までのエホバの証人の歴史を総括している。日本語で書かれたエホバの証人についての本は、自分が知る限りでは当事者性が強いか批判的な目的が強いかのどちらかしかなかったので、研究対象としてフラットな視線を向けているこの本は貴重だろう。何もかもを掘り下げているわけではないが手広く構えており、個人的な実感とも合致する話が多かった。世間の持つ教団へのイメージと教団内部側の考えのズレを書いている部分が特に良かった。2022/10/13

kenitirokikuti

9
図書館にて。ざっと軽く頁をめくった。2022年刊行。2020年1月に佛教大学に提出した博士学位請求論文が元。エホバの証人は日本に定着しているが、通史的な学術的研究はいまだなされていない、とのこと。ないっぽいことは察していたが、やっぱないのな。2023/10/28

Iwata Kentaro

7
エホバの証人も不勉強だったので購入。博士論文の書籍化ってとても勉強になる(特に研究手法)ので好きです難しいけど。宗教研究は、踏み込まねば理解できず、踏み込みすぎると、悪い言い方をすれば、ミイラになってしまうので難しいですね。本書は良書と思いました。2022/05/11

ちり

2
エホバの証人は、徹底して神の介入による解決を待つ終末観をもつため現世利益的な要素・社会改良志向がないこと、中央組織の意向に従うことが第一で現地(日本)に合わせた妥協や譲歩が認められていない組織であることなどから、他のキリスト教系・新宗教系と比較して、日本における求心性を欠いているはずであり、なのに信者を獲得して来たのはなぜか…という疑問から、宗教運動・組織戦略論の面からエホバの証人を研究した本。同級生のお母さんが信者で貰った冊子をよく読んでいたりしたので、背景が色々と分かった。2022/08/06

マイケル・タクマ・ヤン

0
宗教運動としてエホバの証人を捉えた良書であると思う。日本の文化に馴染まないと思われるこの宗教がどのように広がったのか。先行する研究が少なく教義や宣教の資料以外に情報が乏しい状況で、「本部指向」を軸に組織と日本人信者の関係を捉え、この宗教運動を著述しようとしている。私のように多少昔の内情を知る者にとっても、近年の在り方を知り、近現代の流れを捉えるためには有用であった。博士論文に加筆したものとのことだが、対象に向き合い観察し整理思考し論述する力は素晴らしいと感じた。新たな著作があれば期待したい。2023/11/25

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