内容説明
東条英機らＡ級戦犯者の最期に立ち会った唯一の日本人、花山信勝。念仏者としてこの世を去ったＡ級戦犯者たちから託された願いとは。
目次
太平洋戦争とお念仏（東条英機の最期とお念仏；土肥原賢二の最期とお念仏；私のお念仏）
Ａ級戦犯者以外の処刑者とお念仏（由利敬元中尉；福原勲元大尉；平手嘉一元大尉；池上宇一元中尉；穂積正克元軍曹；平松貞次元軍属；川手晴美元軍属；木村保本元軍属；吉沢国夫元軍属；尾家〓元大佐）
解説（東京裁判；東上・土肥原元大将の辞世；教誨師・花山信勝；七名の処刑と国民；おわりに）
付録「花山メモ」
著者等紹介
青木馨［アオキカオル］
１９５４年、愛知県生まれ。同朋大学仏教文化研究所客員所員。２０１８年、博士（文学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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非実在の構想
4
死の淵に立つと絶対者にすがりたくなるのだろうか2020/01/15
鹿野苑
0
すごくこの本について書きにくい。 歴史的な資料として後世に残すということではものすごく価値のあるものだというのは理解している。 死刑執行直前の東城英機を始めとするA級戦犯の面々の言動に心揺さぶられながら読みつつ、どうしても湧き起こる気持ちがあった。本当にこんなに非の打ち所のないきれいなものだったのだろうか。 2022/07/28
