内容説明
江戸時代初期の僧・澄禅による現存最古ともいえる400年前の遍路日記『四国辺路日記』に書かれた道を再現する書。初の現代語訳に、実地調査を基にした現在の遍路道と江戸初期の遍路道を比較できる地図付き。
目次
序章
第1章 澄禅の足取りの検証
第2章 札所の様相
第3章 番外札所
第4章 日記から読み取れる諸相
結び
現代語訳
原文
著者等紹介
柴谷宗叔[シバタニソウシュク]
1954年、大阪市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。高野山大学大学院博士課程修了。博士(密教学)。読売新聞大阪本社編成部次長などを経て、現在高野山大学密教文化研究所研究員、園田学園女子大学公開講座講師、四国八十八ヶ所霊場会公認大先達など。高野山真言宗大僧都、司教。高野山布教師。四国、西国など全国四十数か所の霊場を巡拝、四国遍路は徒歩を含め八十周を超す。四国ヘンロ小屋プロジェクトを支援する会役員、西国三十三所札所会公認特任先達など多方面に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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