内容説明
神を殺し、魔を葬り去ってこそ得る“真の自由”とは!!“信じる”意味を徹底的に問い直し、虚無の渕から這い上がった著者が、パウロ・親鸞、禅の思想を論じ、宗教の束縛とその危うさを鋭く突く。『虚偽と虚無』に続く待望の新論考。
目次
非仏非魔―ニヒリズムと悪魔の問題(宗教の立場;宗教の立場と魔の問題;魔の自覚としてのニヒリズムはいかにして超克されるか;悟りの立場と魔の問題 ほか)
付録 対談・宗教における魔・悪魔の問題―西谷啓治・阿部正雄(問題の所在;魔の問題の頂点と広がり;キリスト教の悪魔と仏教の魔;魔の問題の内面性と理性の自律 ほか)
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