日本浄土思想の歴史 - 円仁・源信・法然・親鸞

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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784831855909
  • Cコード C0015

出版社内容情報

阿弥陀仏、極楽浄土、来迎、悪人正機――
人びとの心の拠り所となり、芸術や文化にも大きな影響を与えた浄土思想。本書は、阿弥陀信仰の起源を皮切りに、浄土教隆盛の歴史のうえで、新たな思想潮流を切り開いた重要人物である円仁・源信・法然・親鸞の四人仏教者を取り上げ、日本における浄土思想の展開と歴史を学ぶための入門書の決定版。

【目次】
第一講 浄土思想と阿弥陀仏について
第二講 円仁と比叡山における浄土思想の起こり
第三講 源信の『往生要集』と浄土思想の隆盛
第四講 法然による仏教の転換と思想構造
第五講 親鸞が「浄土真宗」という宗名に込めた意義
第六講 『歎異抄』第三条の悪人正機について――法然と親鸞をつなぐ法語
主な参考文献一覧/あとがき


【目次】

第一講 浄土思想と阿弥陀仏について
 浄土思想とは
 阿弥陀仏信仰の起源について
 「阿弥陀」の原語はサンスクリットではない?
 〈無量寿経〉と『無量寿経』
 『無量寿経』の法蔵説話
 四十八願の建立と第十八願
 「唯除」の文について
 物語によって救われる

第二講 円仁と比叡山における浄土思想の起こり
 比叡山とは
 四種三昧
 円仁の生涯と功績
 ①天台密教の組織化
 ②横川の開発
 ③「山の念仏」の起源
 五会念仏とは
 五会念仏と本願寺声明
 二種類の念仏

第三講 源信の『往生要集』と浄土思想の隆盛
 源信について
 『往生要集』とその時代
 二十五三昧会と『往生要集』
 『往生要集』における「念仏」
 『往生要集』における止観念仏の位置づけ
 源信の自己認識
 『往生要集』序文が意味すること

第四講 法然による仏教の転換と思想構造
 法然という人物
 生い立ちと出家
 宗教的回心
 法然と『往生要集』
 選択思想の確立
 勝易の二徳
 「必」の仏道
 信疑决判―善悪対から信疑対へ
 仏道としての念仏
 厳しい批判

第五講 親鸞が「浄土真宗」という宗名に込めた意味
 生い立ちと出家
 比叡山時代の「堂僧」について
 六角堂参籠
 法然との出遇い
 承元の法難
 「浄土真宗」という宗名について
 「浄土真宗」という教えの内容
 一願建立と五願開示
 法然と親鸞の問題意識

第六講 『歎異抄』第三条の悪人正機について――法然と親鸞とつなぐ法語
 『歎異抄』について
 悪人正機の伝統
 様々な善悪
 仏教における善悪
 「悪人」とは
 「悪人が救われる」ということ
 念仏者の倫理観
主な参考文献
あとがき

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