内容説明
女性教化と雑誌メディア、その全体像把握に向けて。戦前期の女性教化とその関係雑誌について、真宗を事例にその実態に迫った論考と当時を代表する雑誌『婦人雑誌』の総目次を収録。関係資料の散逸が著しいなか、著者長年の資料蒐集によって垣間見えた一側面を提示する。
目次
第1部 論文(女性教誨師の任用とその実情;女性教化者「女教士」の任用と養成機関の変遷;女性僧侶の登場とその背景;本願寺派仏教婦人会「女子大学設立運動」再考;近代真宗「女性教化雑誌」興亡史;『婦人雑誌』と関連事業の展開)
第2部 雑誌総目次(『婦人雑誌』(『婦人教会雑誌』改題)総目次)
著者等紹介
中西直樹[ナカニシナオキ]
1961年、三重県に生まれる。88年龍谷大学大学院修士課程修了。京都女子大学事務職員・筑紫女学園大学人間福祉学科准教授を経て、2011年龍谷大学准教授。現在、龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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