目次
正月十八日、畠山義就が相国寺の東門前より御霊社に向かい、同政長を攻める。
この頃、畠山義就が大智院派の管領する千本地蔵院に滞在し、ついで相国寺鎮守に陣を構える。
正月、横川景三が畠山政長・義就による御霊社合戦の詩を詠む。
正月、鹿苑寺辺に物怪が出現する。
三月四日、相国寺都聞徳岩正盛が示寂する。
五月二十六日、東軍の細川持賢の軍勢が相国寺延寿堂の南を進む。
六月二十二日、西軍が北山鹿苑寺に陣を敷き、金堂(金閣)以下を破壊する。
七月二十一日、足利義勝二十五回忌の仏事が慶雲院で行われる。
八月十日、応仁の乱で、相国寺法界門が被災する。
八月二十三日、細川勝元の軍が、飯尾為数の手引きで鹿苑院主が花の御所に出入りする小門を通り、相国寺中の堂舎に潜入する。〔ほか〕
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- 和書
- ペストの夜 〈上〉
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- 和書
- イルカぴあの 集英社文庫