内容説明
人類の将来に即応すべき宗教の真実の在り方を、すでに半世紀前に広く一般の人びとに向けて平易な言葉で提唱、「人類」的普遍を復権させる願いもこめた不朽の名著。
目次
1 私たちはよくおちついて本当の自己にめざめ
2 あわれみ深いこころをもつた人間となり
3 各自の使命に従つてそのもちまえを生かし
4 個人や社会の悩みとそのみなもとを探り
5 歴史の進むべきただしい方向をみきわめ
6 人種国家貧富の別なくみな同胞として手をとりあい
7 誓って人類解放の悲願をなしとげ
8 真実にして幸福なる世界を建設しましょう
著者等紹介
久松真一[ヒサマツシンイチ]
1889年岐阜市に生まれる。1915年京都大学文学部哲学科卒業。同年妙心寺の臘八大接心に参禅。19年臨済宗大学(現、花園大学)教授、翌年より仏教大学(現、龍谷大学)講師を兼任、29年同教授。37年京都大学文学部助教授に転じ、宗教学・仏教学を担当。46年教授、文学博士。この間、41年心茶会を創立、44年学道道場を結成し、これを60年にFAS協会と改称。49年京都大学を退官。花園大学教授を経て、52年京都市立美術大学教授となり、63年三たび花園大学教授となる。80年逝去
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