目次
人間と神々の束縛からの解放(第十願に聞く―仏道とヒューマニズム;神祇不拝―帰依仏の意味)
ただ生きんと欲する心(心に浄土を持て;欲生は回向心なる故に大悲共同の心なり;一人・歴史・社会;汝の欲することをなせ―臘扇忌講話;人間、この苦悩する者―V・フランクルの Homo patiens を読む)
真宗解放論に向けて(真宗の宿業観試論;差別・区別・平等―「真宗解放論」への覚書き(一)
差別・罪・転成 「真宗解放論」への覚書き(二))
真宗・大谷派の戦争責任(三つの前置き;戦争責任告白の意味)
現代の聖典―『観無量寿経』序分に学ぶ(願生浄土の仏道;経題と序分;禁父縁と禁母縁;厭苦縁;散善顕行縁 願生者の倫理;定善示観縁―この仏説を聞信する者の得る利益;凡夫が歩む大乗菩薩道)
著者等紹介
児玉暁洋[コダマギョウヨウ]
1931年岐阜県に生まれる。1948年石川県、明達寺(暁烏敏師)に入門。1958年金沢大学卒業。1960年大谷大学大学院修士修了。1961年から1987年まで、大谷専修学院に勤める。1985年真宗大谷派教学研究所所員。1990年から1995年まで、同所長。現在、満天星舎(どうだんしゃ)舎主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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