目次
念仏の思想―浄土の人民(“いのち”の真実;仏教の立場から人間を考える;原始仏教として発見する念仏;念仏の萌芽としての帰依三宝;南無阿弥陀仏の意味―親鸞に統合された曇鸞・善導・道綽の念仏;清沢満之の念仏―近代日本に発言した念仏;我において発言しつつある念仏;支配の宗教から解放の宗教へ)
新しく生まれる“いのち”(浄土の人民―新しく生まれる“いのち”;本願の因縁―生死するこの身にたまわる願生という新しい“いのち”;ただこの信を崇めよ―尊厳なる自己の発見)
現代との対話(仏教徒として生きる;対談;課題の共同と応答の分限)
道を求めて―二河の譬喩に学ぶ(人が生きるとは;すでにこの道あり;いのちはよろこびに満ちて)
著者等紹介
児玉暁洋[コダマギョウヨウ]
1931年岐阜県に生まれる。1948年石川県、明達寺(暁烏敏師)に入門。1958年金沢大学卒業。1960年大谷大学大学院修士修了。1961年から1987年まで、大谷専修学院に勤める。1985年真宗大谷派教学研究所所員。1990年から1995年まで、同所長。現在、満天星舎(どうだんしゃ)舎主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 精鋭作家川柳選集 近畿編