内容説明
仏教とは何かを本書は主題とする。全仏教圏に通ずる「三宝」を最初に論じ、続いて、阿含、大乗の流れを追い、最後にとくに仏教・宗教・哲学の語の解明を行なった。
目次
バウッダ(阿含経典―釈尊の教え;大乗経典―諸仏・諸菩薩の教え;経典読誦のすすめ)
インド仏教史の時代区分とブッダ観(インド仏教史の三分割;「原始仏教」を「初期仏教」に;インド仏教史の時代区分とブッダ観の展開;ブッダと諸仏)
ブッダ総論(釈尊と人間形成;ブッダ総論)
著者等紹介
三枝充悳[サイグサミツヨシ]
1923年静岡市に生まれる。1950年東京大学文学部哲学科卒業。1959‐62年ミュンヘン大学に学び、Dr.phil.を受ける。1999年10月‐2003年6月東方学院院長。筑波大学名誉教授。文学博士
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