内容説明
いまの東西本願寺をはじめとする浄土真宗に未来はあるのか。親鸞の教えとは異なる真宗教義をその主流として掲げる伝統教団に強い異議を唱え、不退転の意思で書き続けられたシリーズ全一〇巻ついに完結!「親鸞へ回帰せよ―」。著者の思いはいま教団の枠を超え海を渡り、アメリカ、ヨーロッパへと世界の親鸞への道を歩み始めた。
目次
『歎異抄』概説
故親鸞聖人の御物語の趣
親鸞にそむく行道理解
念仏成仏の師訓
悪人正因の師訓
浄土慈悲の師訓
不廻念仏の師訓
不持門弟の師訓
念仏無碍の師訓
念仏非行の師訓〔ほか〕
著者等紹介
信楽峻麿[シガラキタカマロ]
1926年広島県に生まれる。1955年龍谷大学研究科(旧制)を卒業。1958年龍谷大学文学部に奉職。助手、講師、助教授を経て1970年に教授。1989年より1995年まで龍谷大学学長。1995年より2008年まで仏教伝道協会理事長。現在龍谷大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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