内容説明
七高僧の生涯と著作をわかり易く解説、さらに大乗仏教における教理史的意義を明確にした上で親鸞にまで伝承された他力浄土教の展開を明らかにする。まことの「真宗学」、「真宗教学」の構築を希求する著者による好評シリーズ第七弾。
目次
第1章 序説
第2章 龍樹『十住毘婆沙論』
第3章 天親『浄土論』
第4章 曇鸞『往生論註』
第5章 道綽『安楽集』
第6章 善導『観無量寿経疏』
第7章 源信『往生要集』
第8章 法然『選択本願念仏集』
第9章 結語
著者等紹介
信楽峻麿[シガラキタカマロ]
1926年広島県に生まれる。1955年龍谷大学研究科(旧制)を卒業。1958年龍谷大学文学部に奉職。助手、講師、助教授を経て1970年に教授。1989年より1995年まで龍谷大学学長。1995年より2008年まで仏教伝道協会理事長。現在、龍谷大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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