法蔵館文庫<br> 日蓮の女性観

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法蔵館文庫
日蓮の女性観

  • 植木 雅俊【著】
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  • サイズ A6判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784831826480
  • NDC分類 188.92
  • Cコード C0115

出版社内容情報

仏教は女性蔑視の宗教なのか?

「仏教史における男性観、女性観の変遷、なかんずく『法華経』における提婆達多と龍女の即身成仏ということを通して、果たして仏教は女性を差別していたのかどうかを検証するとともに、“男性原理”と“女性原理”について考えてみる」(「はじめに」より)

【本書の目次】
中村元博士の序文
三枝充悳博士の序文
はじめに

第一部:検証・仏教は女性差別の宗教か?

第一章:仏教は女性蔑視の宗教か?
第二章:釈尊の公平な女性観
第三章:『テーリーガーター』の?剌とした女性像
第四章:ヒンドゥー社会の偏った女性観
第五章:小乗仏教の差別的女性観
第六章:「三従」説と「五障」説の出現
第七章:大乗仏教による女性の地位回復
第八章:「変成男子」の意味すること

第二部:男性原理・女性原理で読む日蓮

第一章:日蓮の男性観、女性観
第二章:男性原理と女性原理の本迹
第三章「二求両願」に見る男性観、女性観
第四章:提婆と龍女の成仏は一体
第五章:「一念三千」と「南無妙法蓮華経」の概略
第六章:一念三千の成仏から見た提婆と龍女
第七章:修徳・性徳としての提婆と龍女
第八章:「貪愛・無明の父母を害せよ」
第九章:明らかに見る智慧の大切さ

参考文献
〈解説〉アメリカの研究・出版事情から見た植木博士の業績──ムルハーン千栄子
あとがき
文庫版あとがき

内容説明

原始仏典や大乗経典の教説をひもとき、釈尊および仏教史における男性観、女性観を明らかにし、仏教が女性蔑視の宗教であったのか否かを検証する。また、『法華経』に説かれる提婆達多と龍女の即身成仏について、日蓮の解釈を通して分析し、“女性差別”と批判されてきた「変成男子」の思想の核心に迫る。

目次

第1部 検証・仏教は女性差別の宗教か?(仏教は女性蔑視の宗教か?;釈尊の公平な女性観;『テーリー・ガーター』の〓剌とした女性像;ヒンドゥー社会の偏った女性観;小乗仏教の差別的女性観;「三従」説と「五障」説の出現;大乗仏教による女性の地位回復;「変成男子」の意味すること)
第2部 男性原理・女性原理で読む日蓮(日蓮の男性観、女性観;男性原理と女性原理の本迹;「二求両願」に見る男性観、女性観;提婆と龍女の成仏は一体;「一念三千」と「南無妙法蓮華経」の概略;一念三千の成仏から見た提婆と龍女;修徳・性徳としての提婆と龍女;「貧愛・無明の父母を害せよ」;明らかに見る智慧の大切さ)

著者等紹介

植木雅俊[ウエキマサトシ]
仏教思想研究家。日本ペンクラブ会員。1951年、長崎県島原市生まれ。島原高校卒、九州大学理学部卒。理学修士(九州大学)、文学修士(東洋大学)、人文科学博士(お茶の水女子大学)。東方学院で中村元博士の下で印度学・仏教思想論などを学ぶ。著訳書に『梵漢和対照・現代語訳 法華経』上・下(岩波書店、毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。