妙好人伝の研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 433p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831823144
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C3015

内容説明

本書は、過去の研究成果をふまえながら、未解決の問題や、従来あまり注目されてこなかった問題を考察し、『妙好人伝』の全体像の解明をめざすとともに、明治以降に編纂された諸種の『妙好人伝』についても、その内容の分析を通して真宗信者の倫理観やエートス(道徳的気風・社会的態度)を考察したものである。

目次

第1章 江戸時代の『妙好人伝』と妙好人
第2章 明治以降の『妙好人伝』及び「妙好人」関係の書物
第3章 『妙好人伝』の諸問題
第4章 「妙好人」の倫理観とエートス
第5章 親鸞の妙好人観と真宗の倫理
第6章 新出・妙好人「摂州さよの信心の歌」について
第7章 浄土仏教と環境倫理

著者等紹介

菊藤明道[キクフジアキミチ]
1936年京都府に生れる。1958年龍谷大学文学部仏教学科卒業。1937年龍谷大学大学院文学研究科博士課程(真宗学専攻)満期退学。京都短期大学助教授・教授(宗教学・倫理学)を経て、現在、京都創成大学経営情報学部教授(宗教学・倫理学)・京都短期大学名誉教授・龍谷大学文学部非常勤講師(真宗学)・龍谷大学真宗学会理事・浄土真宗本願寺派明覚寺住職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品