内容説明
事件の捜査、裁判所への起訴、裁判の立会いから、刑の執行の指揮監督まで、刑事司法の重責を担う検察官に取材し、その仕事と“なり方”を解説する。
目次
1章 ドキュメント正義の心で捜査する!(地方検察庁刑事部の検察官;地方検察庁公判部の検察官;特別刑事部の検察官 ほか)
2章 検察官の世界(検察官とは何だろう?;検察の歴史;法務省とのかかわり ほか)
3章 なるにはコース(検察官の適性と心構え;検事に必要な法曹資格;司法研修所での司法修習)
著者等紹介
飯島一孝[イイジマカズタカ]
フリーライター。毎日新聞社で記者として東京本社社会部司法クラブ、外信部、本社編集局編集委員などを経る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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The pen is mightier than the sword
2
会社員にとっては検察官の仕事に縁がないが興味を引かれて読んでみた。この本は中高生が進路選びの参考とすることを目的としている本で、学生にも理解しやすいように配慮されている。それでも検察庁の組織や役割については、省略なく説明されている。法務省の中の位置付けや刑事事件における犯罪発生から検挙、公判、入所といった過程での警察との役割分担など、フローや具体的な事件処理が元の説明は参考になる。地検の特別刑事部の副検事の方の経験談では脱税の調査や取り調べはテレビドラマで警察の刑事がやるような仕事だっだ。400
葛
1
著者:飯島一孝 2020年5月20日初版第1刷発行 発行者:株式会社ぺりかん社 印刷・製本所:モリモト印刷株式会社 最高検察庁協力 取材協力:中畑知之、佐藤映莉子、平光信隆、田之尻猛、柴田紀子、谷内優、村川伊和生、菊地博 定価:本体1500円+税2023/01/02
湖
0
組織図もあったり、検察官だけでなく黒衣の検察事務官も取り上げる等、検察の全体像が把握できる内容になっており、わかりやすかった。2021/04/11
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- 和書
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