なるにはＢＯＯＫＳ 大学学部調べ 大学学部調べ 工学部―中高生のための学部選びガイド

漆原 次郎【著】

ぺりかん社（2018/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 139p／高さ 19cm
• 商品コード 9784831515070
• NDC分類 376.8
• Cコード C0037

出版社内容情報

「ものを作る方法」や「もの作りにまつわる知識」を学ぶ工学部の実際を、教授や学生、卒業生のインタビューとQ&Aで解説します。

漆原 次郎［ウルシハラ ジロウ］
著・文・その他

内容説明

大学にはたくさんの学部がありすぎて、「何だかわからない！」と悲鳴を上げてはいないかな？この本では、工学部で学ぶことやキャンパスライフ、卒業後の進路までを、実際に取材して、わかりやすく説明していくよ！

目次

１章　工学部はどういう学部ですか？（工学部は何を学ぶところですか？；どんな人が集まってくる学部ですか？　ほか）
２章　工学部ではどんなことを学びますか？（工学部には主にどんな学科がありますか？；機械工学科では何を学びますか？　ほか）
３章　工学部のキャンパスライフを教えてください（工学部ならではの授業はありますか？；工学部ならではの授業外活動はありますか？　ほか）
４章　資格取得や卒業後の就職先はどのようになっていますか？（卒業後に就く主な仕事はなんですか？；工学部で取りやすい資格を教えてください　ほか）
５章　工学部をめざすなら何をしたらいいですか？（工学部のある大学の探し方・比べ方を教えてください；かかわりの深い教科はなんですか？　ほか）

著者等紹介

漆原次郎［ウルシハラジロウ］
フリーランス記者。１９７５年生まれ。神奈川県出身。出版社で８年にわたり理工書の編集をしたあと、フリーランス記者に。科学誌や経済誌などに科学、技術、産業などの分野を中心とする記事を寄稿している。早稲田大学大学院科学技術ジャーナリスト養成プログラム修了。日本科学技術ジャーナリスト会議理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akane_beach]

新刊コーナーで。理系選択の子どもが工学部に進みたいようなので、私も研究しようと。ひとくちに工学と言っても分野が幅広いのに驚く。工学とはもの作りであり、最終的にはその知識や研究成果を社会や人に役立つことを目指している。工学と結びつきの強い学問として理学・数学は切り離せないが、文系分野とも結びついている。経済学とも意外と仲良し。社会との繋がりが大事な学問だから納得。また会社の経営者にも工学系出身は多いそう。社会に出て取り組む内容が違っても、問題解決能力は鍛えられそう。生きていくのに必須。しっかり学んでほしい。

2018/05/20

[こうせいパパ]

大変読みやすく分かりやすかった。中高生の学部選びの参考になる。

2022/04/23

[🫘shiba]

工学部は「社会の役に立つため」の学部に対して、理学部は「知的好奇心を満たすため」の学部。本の中で分かりやすい例えがあったので書き留めておくことにしよう。「美味しいラーメンがあったときに、もっと美味しく作りたいと考えるのは工学系で、なぜこんなに美味しいのだろうと考えるのは理学系」正直な話、どっちに進学しても自分はやっていける気がする。受験に正解はないし、むしろ結果を正解に“する”ことが大切なんじゃないかな。

2025/06/11