いまを生きる江戸思想―十七世紀における仏教批判と死生観

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831514486
  • NDC分類 121.53
  • Cコード C1021

出版社内容情報

近世前期、儒学者と僧侶のあいだで交わされた死生観を巡る論争。儒学者たちの著作や仮名草子などから近世初頭の文化状況を考察する。

本村 昌文[モトムラ マサフミ]
岡山大学大学院文学研究科准教授。東北大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。近世日本思想史専攻。
主著:『「日本」と日本思想』(共著・岩波講座 日本の思想 第一巻)ほか。

内容説明

“生の教説”から“生死の教説”へ―儒教による仏教批判から活性化した近世前期における死生観の展開とその背景を、十七世紀の儒者の著作と仮名草子から読み解き、老いと死後という視点も絡めて江戸時代を生きた人々の意識の深層に分け入る。

目次

研究史の回顧と問題設定
いまを生きる―中江藤樹の死生観
「大虚」への回帰―林羅山の死生観
不滅の「理」―松永尺五の死生観
「天地」への回帰―仮名草子の仏教批判と死生観
死後の不安と霊魂の行方―『何物語』・清水春流の死生観
連続する本性―向井元升の死生観
死生の超越―熊沢蕃山の死生観
すみやかに消滅する「霊魂」―中村〓(てき)斎の死生観
十七世紀における死生観の展開と看取りの諸相
老い/死/死後へのまなざし

著者等紹介

本村昌文[モトムラマサフミ]
1970年、東京都生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。東北大学助手等を経て、岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授。専攻は近世日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

3
儒学者と言えば、江戸時代に儒教を研究し、普及教育に従事し、のみならず、日本人の思想形成にも貢献した人たちという、漠然とした認識があった。本書では、その儒教と仏教との思想形成上のイニシアティブ闘争といった面を、両者の死生観を巡って展開したものと捉えられた。しかし、ここで展開されている死生観というものが、現在生を得ている人間が、いくら考えても答えの得られようがない死後の魂、気の行方といった論争に終始しているようで、ある意味、発展性が無いようにも感じた。→(2)2016/10/31

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