内容説明
錯綜する社会の中で、戦争責任を問い、言語表現を模索する。小林秀雄の後継者として、戦後の文壇・論壇に登場する。
目次
第1章 感性と社会の隘路を拓く
第2章 小林秀雄批判としての『マチウ書試論』
第3章 『マチウ書試論』の形成と和辻哲郎
第4章 マルクス主義からの離脱
第5章 『高村光太郎』
第6章 短歌命数論争
第7章 詩と小説のあいだ
第8章 転向論の提起と展開
著者等紹介
渡辺和靖[ワタナベカズヤス]
1946年(昭和21)山形県に生まれる。山形大学文理学部卒業後、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。愛知教育大学特別教授。専攻・日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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