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内容説明
十八・十九世紀における儒学・国学・蘭学をはじめとしたさまざまな思想の交錯を“会読”という新たな読書方法の出現に注目して捉えかえし、「日本」「天皇」という観念の発生と展開を個々の思想家の内面を辿ることで探り、江戸後期の思想史を二次元から三次元世界へと開く。
目次
第1編 思想空間の成立(近世日本の公共空間―「会読」の場に着目して;討論によるコミュニケーションの可能性;蘭学者の国際社会イメージ―世界地理書を中心に;国学者の西洋認識 ほか)
第2編 国学と蘭学の交錯(近世日本の神話解釈―孤独な知識人の夢;山片蟠桃の「我日本」意識―神道・国学批判をめぐって;蘭学系知識人の「日本人」意識―司馬江漢と本多利明を中心に;只野真葛の思想 ほか)
著者等紹介
前田勉[マエダツトム]
1956年、埼玉県生まれ。東北大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、愛知教育大学教授。博士(文学)。専攻は日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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