内容説明
事件の真実を解明するため、日々奮闘する検察官。被害を受けた人の心を思いやり、罪を犯した人にはその罪を認めさせ、正面から向き合ってもらう―真相の解明は、事件にかかわったすべての人のためにも、社会のためにも必要なことです。社会の裏面に潜む目に見えない犯罪についても、特捜部がみずから動き、捜査していきます。本書では、検察の一翼をになう副検事や検察事務官も登場し、社会正義を守る法律専門家の仕事のすべてを紹介しています。
目次
1章 ドキュメント「秋霜烈日」を胸に(法と信念に基づき、正義を貫ける仕事(高見成美さん・秋田地方検察庁)
検察は人でもっている組織―職人技で真相を解明する!(東弘さん・東京地方検察庁)
失敗を乗り越え、とことん疑問を究明する(古賀栄美さん・名古屋地方検察庁) ほか)
2章 検察官の世界(検察とは何か―検察の誕生から現在まで、守り抜かれる独自性;検察庁の組織と機構―裁判所に対応する検察庁 独立性と一体性を両立させて;検察官の仕事―捜査から刑罰の執行まで刑事手続き全般を担う ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―出発点は正義感と優しさ そして人が好きなこと;検事に必要な法曹資格―司法改革で広がる狭き門 法科大学院入学をめざそう!;司法修習から任官まで―実務家養成のための実務教育 適性と進路も見定めて ほか)
著者等紹介
三木賢治[ミキケンジ]
1949年生まれ。東京都出身。1973年、毎日新聞社に入社。東京本社社会部の事件記者として警視庁、警察庁、検察庁、裁判所などの取材を担当した。警視庁キャップ、社会部デスク、「サンデー毎日」編集長、北海道支社報道部長などを経て論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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