内容説明
漢詩と狂詩、国学と蘭学。そして江戸から明治へ。近世思潮からの文学史。
目次
近世文学史論
隠者文学の終熄と遊民文学の成立
才能の斉放―文学都市江戸の春
一八世紀の日本文学
個別性・非個別性
江戸時代の学問―その一段面
学問と文芸
江戸文学・享受者の顔
西鶴の義理
近世文学に現れた異国像〔ほか〕
著者等紹介
日野龍夫[ヒノタツオ]
1940年東京生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院博士課程修了(文学博士)。日本近世文学専攻。大阪女子大学、国文学研究資料館助教授等を経て、京都大学大学院文学研究科教授。2003年3月同上退官。京都大学名誉教授。2003年6月15日逝去。日本古典文学会賞、角川源義賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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