内容説明
反目する“兄弟会社”、王子製紙と十条製紙がついに動いた。本書は、両巨頭それぞれの合併劇の真相、避けられない第3の大型合併、過剰設備投資、じり貧の市況、外資の攻勢、流通再編など、一挙に戦国時代へ突入した業界の勝者と敗者をズバリ明かす。
目次
第1章 相次ぐ大型合併に大揺れの紙・パルプ業界
第2章 成長神話の崩壊と熾烈なシェア争奪戦
第3章 規制緩和で強まる輸入紙の圧力
第4章 秒読みに入った流通再編のシナリオ
第5章 巨大装置産業の知られざる強みと弱み
第6章 3年後の紙・パルプ業界激変の勢力地図