内容説明
著者は医者になって半世紀、開業医、病院経営、医療コンサルタント、プロレスのリングドクター、大学の講師、医師紹介業、老人・介護施設の顧問兼アドバイザー、そして医療ジャーナリストと、さまざまな経験を重ねてきた。そして、寝たきり老人にとって、長生きほど残酷なことはない、自分の力で生きられなくなった人間にとって、延命治療による長生きは無意味だという結論に達した。本書はそんな著者がみてきた終末期医療の残酷さを、赤裸々に語ったものである。
目次
1 長生きは幸せか?
2 悔いのない死に方とは?
3 有名人の死に思う
4 「孤独死」しないために
5 がんで死ぬ幸せ
6 糖尿病の不都合な真実
7 安楽死は殺人なのか?
8 医療過誤を追及して
9 認知症で死ぬということ
著者等紹介
富家孝[フケタカシ]
医師、医療ジャーナリスト。医師の紹介などを手がける「ラ・クイリマ」代表取締役。1947年、大阪府生まれ。1972年東京慈恵会医大卒。1975年に内科医院を開業し、以後、病院チェーンを経営。その後、医療コンサルタント、新日本プロレスのリングドクター、日本女子体育大学助教授、早稲田大学講師などを務め、医療関係の著書を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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