内容説明
夏野日葵は、入社3年半。商業高校を出て勤めた先は、社長以下、パートも含めて35名の食品会社。営業事務の仕事も覚えて、のんびりとした日々、…だったのだが…。ある日、社長からの鶴の一声が下った。「君、明日から経理やってくれ!」退社する先輩社員の代わりに、いきなり経理をまかされることになった日葵は、先輩から引継ぎを受けながら、おっかなびっくり経理の実務に踏み出していく。
目次
プロローグ 明日から経理
第1章 経理の役割と仕事―経理の仕事は積み重ね
第2章 日々の経理のポイント―経理のファーストステージづくり
第3章 「簿記」の仕組み―経理の金科玉条
第4章 「仕訳」―経理のコックピット
第5章 「決算書」の作成―いよいよ!
エピローグ ゴールを越えれば、そこからスタート
著者等紹介
林忠史[ハヤシタダシ]
昭和31年群馬県出身。昭和53年明治大学商学部卒業。リース会社、大手会計事務所を経て、現在、有限会社マスエージェント代表取締役。人事管理、経営管理等中小企業の管理事業支援を行う傍ら、社員研修・実務セミナー講師として活躍。主に中小企業における経営手法、財務戦略など指導実績を積み総合コンサルティング業務を展開。また、ISOコンサルティング(9000S、14000S)も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゼロ
60
表題にもなっているように若手OLがいきなり会社の経理になった時に読む本です。経理の超入門的な本でありますので、全体的なことを網羅しています。そもそも経理って何しているの?から始まっているので、経理を深く知る人には物足りない内容になっております。ただ流れを知るには良い本だとは思いますので、ここから内容を深めるためにも別の本に当たっていきたいと思います。2017/03/14
sonohey
2
図書館で見つけた経理の入門書だが、主人公のOLが私のレベルに合っていて買いたいくらい。いまだ全貌を把握できてはいないが、経理の世界は厳密なルールの下に行われる美しい数式のようなものかもしれない(もちろん人造のものであるのだから完璧ではないのだろうが)。好奇心を覚えているうちに、どこまで深みに潜れるか。2015/05/13
メル
0
経理の流れを再確認できた。2015/09/18
sachiho
0
経理入門配属されたので読んでみました(#^.^#)簿記が分かる人には物足りないかも!でも基礎は学べます2013/01/12
shakespeare2010
0
簿記の問題集を解くだけではわからないところを少し知ることが出来るような気がする。2012/06/12