内容説明
当たり前の談合体質、使わないと叱られる公費乱用、お気に入り人事、醜い出世競争、「でもしか」公務員の実体…。お役所の常識は世間の非常識だった。
目次
第1章 まさか!39歳で公務員になってしまった
第2章 お役人か!でもしか公務員がいっぱい
第3章 村八分か!よそ者に出番はない
第4章 京都か!ちょっとお洒落なレトロ生活
第5章 お代官様か!お役所にもある格差社会
第6章 エリートか!セコ~い小役人の世界
第7章 ボランティアか!迷惑千万なルール
第8章 これでいいのか!ニッポンのお役所
著者等紹介
黒木誠[クロキマコト]
神奈川県生まれ。大学卒業後、民間企業、コンサルティング会社、市役所などに勤務した経験を生かし、ビジネスエッセイスト、起業コンサルタントとして独立。ビジネス社会の内面を独特な視点から捉えたエッセイが得意。執筆活動の他起業やライフワークをテーマにした講演、セミナー活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tatsuhito Matsuzaki
10
冷やかし半分から地方の市役所の中途採用試験を受けて合格してしまった当時39歳の著者が、3年でスピード退職するまでに遭遇した体験を面白おかしく皮肉を込めて紹介。 地域のために情熱を持って公務員を目指した訳でもなく、自らの能力と専門知識が活かされない不満とプライドからか、かなり辛辣な暴露がこれでもか!と綴られています。 16年以上前の本ですが、願わくは、汚名返上のためにこの本を書いた著者と、著者に醜い姿を暴露された北陸の小京都"百万石市役所"が、今では生まれ変わっていることを祈念しています。2023/09/30
漢方売り
8
ネタ的に読みました。言っちゃなんだけど、この筆者も世間が十分狭い気がする。電話で自分の名前が名乗れないとか、威張れたもんじゃないぞ。自分が優秀だが冷遇されたと言いたいようだが、本人にも問題がありそう。まあ、役所のエリート意識、派閥、外部は出世させないとかは実際にあるんだろうけど。2014/11/13
ぞだぐぁ
3
中途で地方都市の役所に入った人が、生え抜きの人達に虐められたと言う体験談とグチ。セブンイレブンがなくて不便とか、必要か迷う内容もあるけど、筆者が勤めた役所がおかしかった事はわかる。2015/06/15
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