目次
第１章 バールフトのジャータカ図と菩薩
第２章 ジャータカと菩薩理念の融合
第３章 菩薩の物語と女神ヤクシー
第４章 南インドのジャータカと仏教
第５章 捨身の菩薩
第６章 本生菩薩の理想化と現実性
付録（『根本有部律薬事』に見られる本生菩薩；『根本有部律破僧事』に見られる本生菩薩）
感想・レビュー
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ワタル
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日本における菩薩のあり方を調べていたので、主にインド本国での菩薩について述べてるこの本は微妙に求めているものとは外れていたのだが、それはそれとして面白く読んだ。しかし、捨身のレベルが高すぎる……命の軽視とは取られないのが時代と国の違いを感じるなあ。 というか、釈尊以前の話であるジャータカでまあ捨身をするのはわかるんだが、仏教成立以降の捨身って、命まで捨ててたらそれ苦行じゃない……？ 中道とは一体……。2019/05/10
