内容説明
国民の安全を確保するための政府の役割は何か、その役割はどの程度果たされているか。人々が直面する多様なリスクを規制によってどれだけ削減できているかを測定し、政府の役割が「どの領域で、どの程度」果たされているかを明らかにするモデルを提示する。質の異なる問題に同時に対処するために、どのように規制を設計するかを議論する理論的基盤を提供する意欲的な書。
目次
序論
第1章 モデル生成のための要素
第2章 政府活動の成果を測定するリスク削減量指標と表現形式の検討
第3章 モデルを用いたリスク削減量測定プロセスの例示
第4章 リスク削減量測定結果と考察
結論
Appendix
著者等紹介
神田隆之[カンダタカユキ]
早稲田大学政治経済学部を卒業。日本経済新聞社で二年間の勤務の後、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程に入学。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程を単位取得退学。早稲田大学博士(政治学)。専門は行政学、公共政策学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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