内容説明
高品質でセンスの良い魅力的な商品や多様なサービス、内外の物産を集結した催事…。日本の百貨店は、商品の返品が可能な仕入形態や、売場の運営を外部に委託する出店形態に支えられ、巨大な店舗に豊かな品揃えを実現している。本書はこれまでほとんど取り上げられてこなかった、戦前期日本の百貨店における返品制・委託型出店契約の実態とその形成要因、百貨店と納入業者の相互依存関係のダイナミズムを明らかにする。
目次
序章 百貨店経営を支える取引慣行の歴史的な意義
第1章 百貨店の品揃えと仕入形態
第2章 委託型出店契約
第3章 百貨店の経営環境と品揃えの変化
第4章 買取仕入に基づく返品の利用実態
第5章 委託仕入の利用実態
第6章 委託型出店契約の利用実態
終章 考察と含意
著者等紹介
岡野純司[オカノジュンジ]
1972年東京に生まれる。百貨店、鉄道会社に22年間勤務した後、2017年に愛知学院大学商学部専任講師として着任。准教授を経て2024年より愛知学院大学商学部教授。2020年に碩学舎第6回碩学舎賞第二席を受賞(論文「戦前期の百貨店における返品の実態分析」)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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