内容説明
企業戦略と紐帯・最適化行動の関係を解明!企業の持続成長に重要な役割を果たす組織間関係に注目し、「企業紐帯」と新たに定義した上で、戦略を媒介とする紐帯と業績の関係について、理論と実証の両面から解明。統計・グラフ等の数理的方法と事例分析を駆使して、日本と外資、ベンチャー、製造業・金融業・流通業の各業種・個別企業グループの最新の比較検証を加え改訂した第2版増補版。
目次
1 総論(序論;分析視点、分析対象ならびに分析方法;企業グループにおける紐帯と業績)
2 各論(日本の30企業グループにおける紐帯と業績;製造業グループの紐帯と業績―東芝と日立製作所;金融業グループの紐帯と業績―興銀と長銀における海外拠点;流通業グループの紐帯とその変容―COSTCOとイトーヨーカ堂;ベンチャー企業の企業紐帯と戦略経営に関する考察―新興株式市場の企業ケーススタディを通して;企業紐帯と業績 その後―1995年-2016年、2017年-2024年)
3 総括(結論と展望)
著者等紹介
境新一[サカイシンイチ]
1960年東京都に生れる。2007年~現在成城大学経済学部ならびに大学院経済学研究科教授(2010~)。筑波大学大学院、東北公益文科大学大学院、中央大学大学院、法政大学、桐朋学園大学、フェリス女学院大学、日本大学、大妻女子大学、国士舘大学、昭和女子大学、昭和音楽大学各兼任講師(歴任を含む)。専門分野:経営学(経営組織論、経営管理論、国際経営論、事業創造論、芸術経営論)、法学(会社法、民事訴訟法)。所属学会:組織学会(1992)、国際ビジネス研究学会(1996)、日本協同組合学会(2015)等。所属団体:一般社団法人成城古典芸能協会理事(2016)、(株)ブレイン・コミュニケーション・コンサルティング代表取締役(2024)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。