内容説明
気候変動の「損失と被害」(損失&ダメージ)やロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機が深刻化している。その対応・解決のための鍵である脱炭素・デジタル化イノベーションがより一層注目されている。本書は日中の第一線の研究陣による最新の研究成果である。
目次
第1章 第四次産業革命下での日中の技術革新の展開―デジタル化・脱炭素化を中心に
第2章 第四次産業革命下での日本の半導体産業の現状と政府の再興策
第3章 脱炭素化・カーボンニュートラルに向けた日本のグリーンイノベーション
第4章 日本および中国における企業のAI・IoT利活用の現状と課題
第5章 デジタル化と低炭素化―中国における活発な実践と趨勢
第6章 中国のロボット産業、自動車産業の革新と発展及び産業チェーンの進化
第7章 低炭素化・デジタル化と自動車産業―中国における“CASE”の現状
第8章 デジタル人民元とデジタル円の動き及び日中金融協力
第9章 第四次産業革命の日中産業への影響及び日中サプライチェーンの再構築
第10章 ジェトロ2021年度「海外進出日系企業実態調査(アジア・オセアニア編)」概要と同調査から見る―脱炭素化、デジタル化に向けた日本企業の対中ビジネスの現状
著者等紹介
郭四志[カクシシ]
帝京大学経済学部教授。1999年、法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(経済学博士)、東京大学社会科学研究所外国人研究員。2001年日本エネルギー経済研究所研究員、2008年同研究主幹。現在、帝京大学経済学部教授。専門は国際経済、中国経済、エネルギー経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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