内容説明
多様化した消費者の好みに応じた自社特有の商品開発でのコスト・アップと他社との価格競争によるコスト・ダウンの同時的解消を迫られている。本書では、解消推進のため競争上のマーケティングの新側面と不可避となる協調面について、コンソーシアム設営の現況・理由を解明する。
目次
グローバル化の進展と市場開発―多国籍企業の競争と「協調」(競争関係にみる2側面;競争戦略にみる2側面;「標準化の経済性」;「第4次産業革命」と商品の変質;商品の変質と業際化 ほか)
補論 業界標準化を求める多国籍企業間競争(業界標準と大量生産;業界標準確保への途;戦略提携を通ずる業界標準の形成;標準化の経済性の追求)
事業活動を巡る国際的な企業連携組織の設立一覧
著者等紹介
竹田志郎[タケダシロウ]
1934年東京生まれ。明治大学商学部卒業、明治大学大学院商学研究科修士課程修了。ニューヨーク日本軽機械センター勤務、貿易研修センター(IIST)助教授、大東文化大学経済学部教授、経済学部長、横浜国立大学経営学部教授、日本大学国際関係学部教授を経て、横浜国立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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