内容説明
「経営組織論は複雑すぎてよくわからない」や「経営組織論の最新の理論は何?」という声に応え、気鋭の研究者がその領域の先端の研究内容を紹介。経営組織論のメソドロジー、イノベーション論、社会問題、クリティカルマネジメントスタディ、ジェンダー、社会物質性、リアリティショック、キャリアマネジメント、トップマネジメントチーム、組織学習、PBLと拡張的学習、表象など近年の経営組織論でよくとりあげられるトピックスが詰まった一冊。
目次
意味と価値の世界としての組織
第1部 近年の組織研究の潮流(保守的で適応的な企業変革の思想についての初期的な考察;危機的状況下における組織のアイデンティティ変容―豊島事件の政治プロセスを踏まえて;ワーク・アイデンティティの社会物質性 ほか)
第2部 組織におけるヒトの問題(新規参入者の組織社会化過程における職場の社会的サポートと役割成果;日本における自律型キャリア意識の現状;経営幹部におけるダイバーシティが与える影響はどのように説明されてきたのか―既存研究のレビューと今後の展望)
第3部 さまざまな組織研究の視点(意味の学習としての組織研究パースペクティブ;組織学習と「遊び」;既存の学習論の限界とプロジェクトベースドラーニングの有効性―拡張的学習の視点から ほか)
著者等紹介
高橋正泰[タカハシマサヤス]
元明治大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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