出版社内容情報
與那原 建[ヨナハラ タツル]
著・文・その他
内容説明
本書は、1980年代から本格化した競争戦略論についてその勃興期から2020年代の今に至るまでの理論的展開を整理したものである。特に1990年代以降の新しい競争戦略研究に重点を置きつつ、競争戦略論の最新の研究成果をもとに競争優位を持続させているのは、一般的な競争優位を連鎖して獲得している企業ととらえるべきとして、そうした企業の長期的な戦略経路図を提示する。
目次
第1章 競争戦略論のアプローチ
第2章 ポジショニングベースの競争戦略論
第3章 資源・能力ベースの競争戦略論
第4章 能力ベース論に対する批判的研究
第5章 競争戦略論の新展開―ダイナミック能力論と両利き戦略論
終章 持続的競争優位の実態と企業の長期的戦略経路
著者等紹介
與那原建[ヨナハラタツル]
琉球大学名誉教授(経営学)、前琉球大学国際地域創造学部経営プログラム教授。琉球大学法文学部経済学科経営学専攻卒業の後、神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経営学研究科博士後期課程単位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。