内容説明
本書はGVCsの形成期において、「新しい貿易」「失われた貿易」という新たな分析視点から国際貿易の拡大・縮小要因を紐解く。貿易財レベルで国際規格の有無による代替弾力性の相違を考慮した独自の財分類(IHY分類)を用いて、経済のグローバル化を阻害する貿易障壁が国際貿易へ与える影響を考察した類稀な学術書である。
目次
第1章 貿易障壁と国際貿易
第2章 日本とドイツの貿易変動―新しい貿易、失われた貿易、オフショアリング
第3章 日本の貿易変動の決定要因
第4章 非関税障壁と日本の国境効果
第5章 日本の国内規格整合化の国際貿易への影響
第6章 非関税障壁と時間コスト―日本の輸出における輸送モード選択
著者等紹介
井尻直彦[イジリナオヒコ]
日本大学経済学部教授。専門は国際経済学。静岡英和学院大学人間社会学部を経て2003年より日本大学経済学部に勤務。2016年~2019年まで同大経済学部長を務める。OECD、UNCTADなどのコンサルタントを経験。英国Nottingham大学大学院修士課程経済学及び国際経済学(MSc)修了。公益財団法人重田教育財団・理事。2019年にNPO法人貿易障壁研究所(RIIT;リット)を立上げ、所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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