内容説明
北朝鮮の非核化が暗礁に乗り上げ、朝鮮半島情勢は不透明感を増している。制裁、コロナ、災害の「三重苦」が指摘される中、自力更生の路線を打ち出した北朝鮮経済はどこまで持ちこたえられるのか。本書は外側からは見えにくい北朝鮮経済の実態について、経済政策、貿易、財政、金融、商品、デジタル化、インフラ、食糧、コロナ対策、観光など多角的に分析している。
目次
矛盾抱えた「金正恩経済学」の10年―改革開放と安保・体制維持のジレンマ
停滞する北朝鮮の経済改革―市場経済化を阻む「党の支配」
北朝鮮の財政・金融・外貨問題―「自力更生」のもう1つの側面
北朝鮮の新型コロナ対策と軍事、経済
金正恩政権の観光政策―コロナ禍における観光地区開発
多様化する北朝鮮の商品経済―新富裕層が支え、資材調達がカギ
独自の発展を遂げる北朝鮮のデジタル経済―人材育成に注力、統治・軍事の手段にも
北朝鮮の地方経済の光と影―進まぬ特区開発、国は農業に力点
進まぬ南北経済交流―非核化めぐる政治のハードル
2020年の韓国における対北朝鮮認識
制裁で立ち消えた中国との経済交流
停滞する朝鮮半島インフラプロジェクト―ロシアの視点から
SDGs実現に向けた北朝鮮の取り組み―実態と今後の展望
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