内容説明
現代の国際金融問題を読み解くためには、理論、制度、歴史に対するバランスのとれた理解が求められます。本書は、為替相場の変動要因、国際資本移動のメカニズム、国際通貨制度の変遷などを平易に解説するとともに、ドル体制の不安定性、基軸通貨交替の可能性、人民元の将来、共通通貨ユーロのもつ矛盾といった喫緊の課題を理解するための指針を示しています。
目次
基礎理論編(国民所得会計と国際収支;国際決済と国際通貨、基軸通貨;外国為替市場と外国為替取引;開放マクロ経済モデル1:長期の理論;開放マクロ経済モデル2:短期の理論)
応用編(国際通貨制度の変遷;基軸通貨ドルの不安定性;東アジアの国際金融協力と人民元の国際化;通貨統合の理論と欧州通貨統合)
著者等紹介
高浜光信[タカハマミツノブ]
1961年生まれ、明治大学商学部教授
高屋定美[タカヤサダヨシ]
1963年生まれ、関西大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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