内容説明
日本企業のグローバル事業展開の理論について検討、豊富な事例を通して中国・東南アジア地域における経営課題をリスク管理等の観点から考察する「海外進出中小企業への指南書」。
目次
第1部 基礎知識編・中小企業における海外経営の基本(中小企業のグローバル化に伴う問題点とその対応策―単独事業か合弁事業かの選択;中小企業の経営グローバル化に伴う課題;中小企業の海外人事管理―現地従業員の育成方法および労務管理の要諦;海外マーケティングと販売戦略)
第2部 応用編・中国および東南アジア諸国における経営環境―国別の経営風土の特色および現地従業員の文化価値体系(中国の経営風土の特色および現地従業員の文化価値体系;東南アジアの国別経営風土の特色および現地従業員の文化価値体系;インドの経営風土の特色および現地従業員の文化価値体系)
第3部 実践編・業種別の海外経営に関する事例研究(グローバル市場における中小企業の海外戦略―中小企業が永続企業になるためのノウハウ;中国・東南アジアに進出している自動車部品会社の経営課題;中国・東南アジアに進出している半導体製造会社の経営課題;中国・東南アジアに進出している電子部品会社の経営課題;東南アジアに進出している中小IT(情報技術)企業の経営課題)
著者等紹介
大泉光一[オオイズミコウイチ]
1943年、長野県諏訪市生まれ、宮城県柴田郡大河原町で育つ。日本大学博士(国際関係)。現在、青森中央学院大学大学院地域マネジメント研究科教授。メキシコ国立自治大学(UNAM)東洋研究センター研究員、メキシコBANCOMER銀行駐日代表、極東地域担当部長、チリ国立大学客員教授・学術顧問、ペルー国立サン・マルコス大学客員教授、スペイン国立バリャドリード大学客員研究員・客員教授、同大学アジア研究センター上席研究員・顧問、スペイン国立サンティアゴ・デ・コンポステラ大学大学院客員教授などを経て、日本大学国際関係学部、同大学院国際関係研究科教授等を歴任。2006年度第19回『和辻哲郎文化賞』受賞。主要著書『危機管理学総論』(ミネルヴァ書房、日本リスクマネジメント学会賞受賞)など多数
大泉常長[オオイズミツネナガ]
青森中央学院大学経営法学部・大学院地域マネジメント研究科教授/学長補佐。1974年メキシコ市生まれ。スペイン国立サンティアゴ・コンポステーラ大学大学院修士課程修了(国際経済学修士)。スペイン国立バジャドリード大学大学院経営学研究科博士課程にて所定の単位取得修了(博士候補者)。東芝機械(株)技術部および輸出営業部勤務を経て、現在、青森中央学院大学大学院教授。平成26、27年度文部科学省「学校事故対応に関する調査研究」有識者会議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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