内容説明
激動する中国情勢の行方を見極めるのは非常に困難だが、イノベーション主導の経済発展や一帯一路等、今後も座視することの出来ない成長ポイントが数多くある。本書はこれらのポイントをビジネスチャンスと捉え、長期化する米中対立、好転する日中関係も踏まえ、今後の中国において日本企業が進むべき道を多角的に検証する。
目次
序章 米中対立、長期化の様相―貿易戦争から「文明の衝突」へ
第1章 「新時代の中国」における競争優位戦略―いかに中国企業との差別化を図るか
第2章 米中関係と「中国製造2025」の展望―日本企業の新たな切り口に
第3章 中国の半導体・液晶産業の動向―量産化へシフト、最先端に迫る勢い
第4章 変化する中国のデジタルビジネス―ネットからリアル世界の競争へ
第5章 好転する日中関係 膨らむ商機―リスク見極め、問われる戦略性
第6章 講演録 習政権、一極集中から集団指導制へ変化―米国との関係改善、重要な日本の役割
第7章 講演録 中国の対外援助と「一帯一路」構想―世界に広がる影響力とその課題
第8章 講演録 「冷戦モード」に入った米中関係―ビジネスには安全保障の観点も必要
資料 中華人民共和国外商投資法(日本語訳)
著者等紹介
服部健治[ハットリケンジ]
中央大学ビジネススクール・フェロー
湯浅健司[ユアサケンジ]
日本経済研究センター首席研究員兼中国研究室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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