内容説明
中国は株式会社制度を導入して既に二十数年が経っている。中国の上場会社にはどのような特徴が見られるのか、また上場会社の不祥事の主な原因はどこにあるのか。本書は、これらの問題を解明するために、上場会社に関する豊富なデータを用いて、株式所有構造、取締役会、監査役会の実態を分析した最新の研究成果である。
目次
第1章 上場会社の会社機関の構造と運用―取締役会と監査役会を中心に
第2章 上場会社における監査役の内部的性格
第3章 中国の企業統治システムと独立取締役の役割
第4章 所有制別の上場会社における大株主の影響力―所有制別の上場会社240社の比較分析
第5章 上場会社における取締役、監査役の報酬・インセンティブ
第6章 国有独資公司における企業統治―取締役会、監査役会の選出と構成を中心に
著者等紹介
董光哲[トウコウテツ]
江戸川大学社会学部経営社会学科教授。2004年桜美林大学大学院国際学研究科博士後期課程修了(学術博士:Ph.D)明治学院大学経済学部専任講師、江戸川大学社会学部准教授を経て、2015年より現職。経営行動研究学会理事、国際総合研究学会監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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