出版社内容情報
つながりにも摩擦にもなる〈際〉をめぐって、国際関係、政治、言語、ビジネス、教育、スポーツなど、さまざまな視座から探究。グローバリゼーションは逆進化へと進むのだろうか。あらためて〈際〉を問うことが求められている。〈際〉は接するところであり、出会うところである。それは、つながりにもなるし、摩擦を引き起こすことにもなる。本書は、この〈際〉をめぐって、国際関係、政治、言語、ビジネス、教育、スポーツなど、さまざまな視座から探究した論考で編まれている。
第1章 リスク社会のシステム境界―東京電力福島第一原発事故後の言説を事例としての一考察―
第2章 韓国のベトナム戦争の加害責任論と贖罪行動―過去清算と「慰安婦」問題との関連で―
第3章 国際政治と国内政治が交錯する「際」―基地の政治学から見た沖縄の米軍基地―
第4章 英文和訳と英日翻訳おける言語的な「視点」の問題
第5章 5つの言語における「味を表す表現」
第6章 日本における「孝」の受容と展開について―その読みと意味を中心に―
第7章 中日の現代小説及びその翻訳文における共感覚的比喩の対照研究―味覚を表す形容詞を中心に―
第8章 中国消費市場における消費者アニモシティと面子知覚の影響
第9章 アメリカ・フィラデルフィア学区における教育改革―「Imagine 2014」を中心に―
第10章 純粋贈与としてのエンデュランススポーツ
広島市立大学国際学部〈際〉研究フォーラム[ヒロシマシリツダイガクコクサイガクブサイケンキュウフォーラム]
内容説明
グローバリゼーションは逆進化へと進むのだろうか。あらためて“際”を問うことが求められている。“際”は接するところであり、出会うところである。それは、つながりにもなるし、摩擦を引き起こすことにもなる。本書は、この“際”をめぐって、国際関係、政治、言語、ビジネス、教育、スポーツなど、さまざまな視座から探究した論考で編まれている。
目次
第1章 リスク社会のシステム境界―東京電力福島第一原発事故後の言説を事例としての一考察
第2章 韓国のベトナム戦争の加害責任論と贖罪行動―過去清算と「慰安婦」問題との関連で
第3章 国際政治と国内政治が交錯する「際」―基地の政治学から見た沖縄の米軍基地
第4章 英文和訳と英日翻訳における言語的な「視点」の問題
第5章 5つの言語における「味を表す表現」
第6章 日本における「孝」の受容と展開について―その読みと意味を中心に
第7章 中日の現代小説及びその翻訳文における共感覚的比喩の対照研究―味覚を表す形容詞を中心に
第8章 中国消費市場における消費者アニモシティと面子知覚の影響
第9章 アメリカ・フィラデルフィア学区における教育改革―「Imagine 2014」を中心に
第10章 純粋贈与としてのエンデュランススポーツ
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