出版社内容情報
経営学は、現実の経営をいかにして内在的に批判し、その将来を構想してきたか、また経営学自らを発展させてきたか、省察・構想。経営学は現実の経営を、いかにして内在的に批判し、その将来を構想してきたか。また、経営学それ自体の内在的批判のうえに、自らを発展させてきたか。本書では、これらの課題への応答が充分なものであったのかが省察され、将来の経営、そして経営学が、いかなるものでありうるかが構想される。経営学史研究の意義を積極的に開示!
第?部 趣旨説明 経営学の批判力と構想力
第?部 経営学の批判力と構想力
1 経営学の批判力と構想力(河辺純)
2 経営における正しい選択とビジネス倫理の視座(水村典弘)
3 経営管理論形成期におけるH. S. デニスンの「長期連帯主義」思想(中川誠士)
4 制度化された経営学の批判的検討―『制度的企業家』からのチャレンジ―(桑田耕太郎)
5 管理論・企業論・企業中心社会論―企業社会論の展開に向かって―(渡辺敏雄)
第?部 論 攷
6 コントローリングの導入と普及(小澤優子)
7 「トランス・サイエンス」への経営学からの照射―「科学の体制化」過程への経営学の応答を中心に―(藤沼司)
8 新制度経済学の思想的基盤と新自由主義(高橋由明)
9 組織能力の形成プロセス―現場からの環境適応―(庭本佳子)
10 組織不祥事研究のポリティカル・リサーチャビリティ―社会問題の追認から生成に向けて―(中原翔)
第?部 文 献
第?部 資 料
経営学史学会[ケイエイガクシガッカイ]
目次
第1部 趣旨説明(経営学の批判力と構想力)
第2部 経営学の批判力と構想力(経営学の批判力と構想力;経営における正しい選択とビジネス倫理の視座;経営管理論形成期におけるH.S.デニスンの「長期連帯主義」思想;制度化された経営学の批判的検討―『制度的企業家』からのチャレンジ;管理論・企業論・企業中心社会論―企業社会論の展開に向かって)
第3部 論攷(コントローリングの導入と普及;「トランス・サイエンス」への経営学からの照射―「科学の体制化」過程への経営学の応答を中心に;新制度経済学の思想的基盤と新自由主義;組織能力の形成プロセス―現場からの環境適応;組織不祥事研究のポリティカル・リサーチャビリティ―社会問題の追認から生成に向けて)
第4部 文献(経営学の批判力と構想力;経営における正しい選択とビジネス倫理の視座;経営管理論形成期におけるH.S.デニスンの「長期連帯主義」思想;制度化された経営学の批判的検討―『制度的企業家』からのチャレンジ;管理論・企業論・企業中心社会論―企業社会論の展開に向かって)
第5部 資料
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- 和書
- 頭の体操BEST 〈2〉