内容説明
現代はまさに「知」の時代である。現代の経営学は、組織知および組織的なセンスメーキングを射程に捉えたものでなければならない。かつて意思決定論が20世紀の経営学の共通言語であったように、組織認識論は21世紀の経営学の共通言語足り得る。シリーズ最終巻では、組織認識研究の最前線とその未来へ読者を招待する。
目次
第12章 Krogh & Roos理論(オートポイエーシス・システムとしての組織知;スケーリング理論と言語ゲーム ほか)
第13章 ホスピタリティ・マネジメント論(ホスピタリティとは何か;ホスピタリティの源泉 ほか)
第14章 組織の適応理論と経営戦略(組織の適応理論;共有された意味世界 ほか)
第15章 福島第一原発事故(事故の経緯;現場の英断と問題点 ほか)
第16章 組織認識論の未来(GEモデルとリバース・イノベーション;BOPビジネスとオープン・イノベーション ほか)
著者等紹介
高橋量一[タカハシリョウイチ]
亜細亜大学経営学部教授、亜細亜大学大学院アジア国際経営戦略研究科教授。コンサルティングファーム・オフィスフロンティア代表。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得。株式会社三興専務取締役、高大金属株式会社専務取締役、ソフトバンク株式会社ソーシング戦略部長、東日本国際大学経済学部講師、法政大学経営学部講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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